ゴマうどん。。
「油断しないようにしないと。せっかくの旅行が台無しになるな。」
そんなことを考えるが口には出さない。
彼女に不安を与えるようなことを言うのはこの場合適切ではないと思うからだ。
油断してしまった自分にかなりの苛立ちを覚えつつも車を走らす。
しばらく、走ると目的のゴマうどんの店(まつや食堂)も見つかり、車を止めて、店内へ入る。
「いらっしゃい。」
「ゴマうどん2つ。お願いします。」
「はい。ゴマうどん2つね。」
さっきタイヤ交換して手が汚れてしまったので、入り口にある洗面台で手を洗う。
「落ちた?」
「うん。大丈夫。落ちたよ。」
と言いながら、彼女に向かって手をかざす。
「うん。落ちたね。」
「ね。」
そんな話をしていると、目的のゴマうどんが出てくる。
「はい。ゴマうどんね~。」
早速頂くことにする。
見た目はシンプルだが、かなり美味しい。
食べてみれば名物な理由がわかる。
水沢うどんは冷たいうどんに冷たいごまの付け汁だったが、今度は温かいうどんだ。
なにしろ、スープというか汁がうまい。
うどんも腰があり、美味しい。
「美味しいね。」
「うん。すごく、ゴマの効きかたが上品よね。この間の水沢うどんとはまた違って、控えめだけど、しっかりとしてるわ。」
「うん。確かに。これはこれで凄く美味しいね。」
すっかり、ゴマうどんに満たされて、店を後にする。
| 固定リンク

コメント